瑞浪 「栗きんとん」 欠けちゃった&RP
2月23日。土曜日。パートナー京都のKさん。
天気予報が二転三転して、さんざん迷ったが土曜日に瑞浪行きを決定しました。
朝起きると、圧雪路面で気温は-4度・・・選択をミスったか??
現地に着いても雪はありました・・・。
アプローチもしっかり雪があります。
しかし「栗きんとん」は積雪なし!!上部に木が無いので、しずくも落ちない。11時以降に陽がさすから、午後からトライ出来るかな。
乾いた岩を探して、ロンパールーム、アストロドーム右、原住民でアップしました。
懸垂下降で「栗きんとん」にヌンチャクを掛けながら、ホールドにチョークを付けました。ランペの少し上にスタンスに使えそうな粒子を発見しました。
1便目。気温も低くて調子がいい。3ピン目までクリップが出来ました。レストして右にトラバースした時に左のスタンスが欠けてフォール・・・。
落ちたショックもありますが、大切なホールド欠けさせてルートが消滅する気持ち、責任が頭の中を駆け巡りました・・・。
欠けたホールドは2ピン目をクリップする時に使う重要な左手です。そして3ピン目をクリップする重要なスタンスです。
とりあえず上まで抜けてから、2ピン目からムーブを作り直しました。2ピン目のクリップは少しシビアになりましたが出来ます。
3ピン目はスタンスが下がったから身長が160センチの僕ではクリップ出来ません。ムーブはランペに足クロスに変更。そして今朝見つけた粒子スタンスが有効に使えます!!
ただ、クリップに体制は不明です・・・。
昼ごはんを食べてから、2便目。
2ピン目は無事にクリップ出来ました。3ピン目はスタンスが下がったからクリップしないで、足クロスでトラバース、右足が粒子に乗った時に動きが止まったのでクリップを試みるがバランスが悪い、頭を上げるとバランスを崩して後ろにはがれるのでロープを手繰って、クリップする瞬間だけ少し上を見ました。
やはり、後ろにひかれましたが腹筋で耐えて持ちこたえました。
ここからもホールドの粒子が2つほど無くなっていてシビアです。スタンスはスメアだったり、粒子だったりで気が抜けないパートです。
一手一足を動かすたびに気合いの雄たけびあげて慎重に登りました。棚に着いて4ピン目クリップしてホッとしました。
しっかりレストして一手核心のパートを慎重に登り、上部は絶対に落ちたくないから、超慎重に確実に登りました!!終了点にクリップして無事にRPです!!めっちゃ嬉しいです!!
ru君に続いて第4登です。
ホールドが欠けて3ピン目のクリップが、かなり難しくなってしまいました。僕は17センチのヌンチャクを使ってましたが、22センチ以上のヌンチャクを掛けて、クリップしてからのトラバースが安全かもです。すみません。
ホールドが欠けて登れ無くならなくて、良かったです。しかしグレードは確実に難しくなりました。
クーニーさん、ru君の評価で13aかなとあります。僕も13aかなと思います。
まあ、グレードは登った人が判断して下さい。
パートナーのKさんのお陰で無事に登ることが出来ました。感謝・感謝です。
また、ルートを開いてくれた開拓者に感謝です。
細かい粒子ホールドに一足一足がシビアで、全体に難しく気が抜けない厳しい楽しいルートです。
スラブ好きなクライマーに是非登って貰いたい素敵なルートです。
by ohirune3840 | 2013-02-26 21:13 | クライミング